運営委員会だよりNo,21

  

晩秋の候、日増しに寒さが加わってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。平素は、春日中学校のPTA活動並びに学校教育にご理解、ご協力いただきありがとうございます。さて、11月7日(月)第5回運営委員会を開催し、下記の案件について話し合いました。

もくじ

<案件1> 中間会計監査報告

令和4年10月17日(月)に実施され、適切に処理されていたとの報告がありました。3学期のPTA会費については、予定していた学級・学年懇談会、親睦会などはコロナ禍で行えず、また、講習会の費用も抑えられている事やホームページ活用により広報費もかからず、活動費がほとんど使えていません。色々検討した結果、コロナ禍ということもあり予算を使うために大きな活動を行うのではなく3学期のPTA会費をいただかないという結論に至り、3学期のPTA会費を徴収しないということで承認を得ました。

<案件2> 校内清掃について

 1月23日の運営委員会のあとに行います。清掃作業を行うにあたり、会計上、掃除道具を購入するための項目がありません。その為、特別委員会を設置し、特別委員会費から支出するために「会則第10条 5特別委員会」に則り、特別委員会を設置することの承認を得ました。

<案件3> PTA講習会について

12月1日の5時間目に情報モラルに関してキタガワ弁護士(ゴゴスマへの出演や、TikTokやYouTubeでクイズ形式で法律の説明をされている)に肖像権と誹謗中傷を中心にクイズ形式での説明、実際に相談を受けて裁判になった事案をもとにお話をしていただきます。

<案件4> 令和5年度役員及び会計監査選考について

細則(役員および会計監査選考に関する事項)に基づき、次年度の役員・会計監査の選出は役員で行います。
また、お手紙やさくら連絡網よりお知らせいたします。

<案件5> その他

◎高校見学、文化祭については、ホームページにて報告しています。
◎12/1 参観後(終わりの会)でラーメンを配布予定です。
※蓋はシールになっているわけではありません。
※子どもたちのビッグアートと逢香さんが文化祭で書いてくださった作品を逢香さんの使用許可をいただき蓋にいれています。お楽しみに!

★フリートーク

* 質問事項、回答についての文面は一部抜粋しています。
Q. 運営委員 A. 学校 P. PTA

Q 部活動の顧問は今後、顧問が外部顧問に代わるのでしょうか。

A 国は、学校の部活動を何らかの方法で、部活動を教員の負担としないことや、地域に移行するというような方向を探っているようですが、部活動がどのようになるのかということは、具体的には何も知らされていません。現在、春日中学校には9人の部活動指導員のかたに来ていただいていますが、すでに報償費として割り当てられた予算が足りていません。半ばボランティアで来ていただいている状況です。今後の部活動の在り方は大きな動きになると思っています。

Q 過去には部活動の練習時間が長い時もありましたが、校時を繰り上げたのであれば、部活動の時間を確保できないのでしょうか。

A 今回の午後5時下校というのは、
1.学校外で自分のしたいことを見つけて取り組む 
2.教員の働き方改革という二つの目的があります。
将来の自分の姿を想像して何かに取り組む、それは学習活動でも、趣味でも他の習い事でも構いません。そういうことにチャレンジする時間をとって欲しいと考えています。二つ目は教員の働き方改革です。本校の先生方の勤務時間は午前8時25分から午後4時55分です。一か月の超過勤務は45時間を超えてはならないとされています。80時間を超える、いわゆる、過労死ラインを超える先生の業務内容で多くを占めるのが部活動の指導です。土日に大会があって、審判や役員をされるとそれだけで二日間で15、6時間の超過勤務となります。教員の本務は、授業です。教材研究や授業の構想、新たな教育課題へのチャレンジなど、本務に支障をきたすような業務は改善する必要があります。部活動はあくまでも先生方の自発的な行為で、保護者の方が中学生であった時から、実はそうだったのです。ご理解をいただきたいと思います。

Q 他の学校は午後5時下校となっていないのに、春日中では部活を頑張りたいと思う生徒は不利ではないかと思うのですが。

A 練習時間の長短ではなく、顧問は練習の中身の精度を上げるなどの工夫をしてくれています。上記の質問に答えましたように部活動は先生の自発的な行為で行われています。はっきり申し上げますが、学校としての心配は、現在の部活動の運営で、部活動の顧問を誰ももってもらえなくなった時にどうすればいいのだろうということです。

Q 11月1日から校時が変更され50分授業から45分授業になるとのことで、学校での学びの時間が減ってしまったことが心配である。

A 45分にはしておりません。50分は維持しておりますが、会議や研修のある水曜日や緊急で何か必要のある時は45分授業になります。校時の変更は授業時間は短縮せず日課に関して見直しをして校時を変更しました。今年度、単元テストに移行している場面からすると、定期考査を行わない分、授業時間は増えていますし、今後は50分をベースに柔軟な内容の校時や行事が組めるようになっていきます。

Q 通学路に給食で出るジャムなどのゴミが落ちている。

A 11月8日に全体に指導しました。また、何かお気づきのことがありましたらお知らせください。

Q さくら連絡網に書いていなくて分からない事があったので先生に聞くと「さくら連絡網に書いている」と言われた。校長先生や教頭先生が配信するさくら連絡網の内容をほかの先生も把握しているのですか。 

A 全ての教員がその内容を把握しているかと言われると、さくら連絡網の他にも教員が把握しなければならない内容は盛りだくさんです。教員の業務がブラックだと言われるのは、対応や悩みが大変多岐に渡ることからもそのように言われるのだと考えています。先生方には、日頃から「内なる無関心は止めること」と言い、保護者連絡やHPの内容をしっかりと把握することと伝えています。今後は、生徒や保護者が問うていることは何かということをつかみ、そのことに対して回答するように周知します。

Q 学校側と保護者の思いがすれ違っている。変化の時期だからというのは分かっているが、体育大会や校時の変更、部活動の事も春日中だけなので学校側の思いを聞いていても難しい。子どもたちも窮屈に思えます。

A 部活動に関しては自分の学生時代をベースに見ると全然違う方向に行っています。方向としては変わらざるを得ないところで、完全に理解してもらうのは難しいですが、以前のようにはいかないというのが現状です。窮屈に感じられるのかもしれませんが方向性としては、国や県や市が示している方向に向かっています。そういう学校にしていく事が私たちの大事な業務のひとつです。そこの理解を多くの人にしてもらう方法は文字かなぁと思い、さくら連絡網などで対応させてもらい、ずれや、ぶれのないように明確にしていこうと考えています。時には長文になりますが、最後までお読みいただき、何かありましたら学校にお知らせください。

前の記事

大きな虹🌈

次の記事

生徒会とコラボ